最初のプログラムのデバッグを行ってみます。デバッグとは間違ったプログラムを修正することです。
虫（バグ）を取ることから、デバッグと呼ばれています。
エラーがでなかった方も見て、実際に実行してみてください。
まず、正しいプログラムは以下でした。
1 #include <stdio.h>
2
3 main()
4 {
5 printf("Hello, World\n");
6 }
デバッグ その１
間違った例、その１を示します。
1行目の#から始まる文が抜けています。
1
2 main()
3 {
4 printf("Hello, World\n");
5 }
これをコンパイルすると以下のようになります。
青線の枠内をみてください。なんとなくprintfとstdio.hが叱られているのが分かるでしょうか。
printfを使うのには<stdio.h>が必要だと言っているのです。
デバッグ その２
間違った例、その２を示します。
4行目の{が抜けています。
1 #include <stdio.h>
2
3 main()
4
5 printf("Hello, World\n");
6 }
青線の枠内をみてください。なんとなく{や}で叱られているのが分かるでしょうか。
}の前に予想される記号が無い。すなわち{が無いと言われています。
デバッグ その３
間違った例、その３を示します。
5行目にスペルミスがあります。
1 #include <stdio.h>
2
3 main()
4
5 arintf("Hello, World\n");
6 }
青線の枠内をみてください。なんとなくarintfで叱られているのが分かるでしょうか。
ちゃんとarintfはprintfの間違いではないか？と指摘してくれていますね。
なんとなく英語を読んだら分かるでしょう？
でも、エディターに行番号が出るように設定していないと、エラーがどこか良く分かりませんね。
行番号を表示できるようにしておいてください。
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