計算をしてみよう
実際に演習問題をやってみましょう。
見るのと、実行するのでは大きく違うのですよ。
簡単だと思っても、実行してみましょう。
これが大きな力になります。
問題1 表示
int型の変数 tosi に自分の年齢をセットし、「私の年齢はx歳です」と表示してください。
問題2 整数演算
int型の変数 kosu にバナナの個数3をセットし、int型の変数 tanka に100円をセットし「バナナをx個かった代金はx円です」と表示してください。
問題3 実数演算
double型の変数rに円の半径3cmをセットし、double型の変数Lに円周の長さ(直径×3.14)を求めて「半径xCmの円の周長はxCmです」と表示してください。
問題4 余り計算
15を4で割った余りを計算し、「15 mod 4 は x です」と表示してください。
問題5 シフト演算
整数3の2倍をシフト演算で計算して、「3の2倍はxです」と表示してください。
問題6 条件演算
整数3と4を変数にセットし、変数の値を偶数、奇数で表示してください。
表示方法は、偶数なら0,奇数なら1で表示します。
「3はx(偶数なら0,奇数なら1)」
「4はx(偶数なら0,奇数なら1)」
という感じです。
解答
正解したか確認してください。
コンパイルと実行の方法を忘れた方は、こちらへどうぞ。
プログラムのファイル名は適当に命名してください。
問題1
#include <stdio.h>
int main()
{
int tosi;//年齢
tosi = 17;
printf("私の年齢は%d歳です\n",tosi);
return 0;
}
実行結果
私の年齢は17歳です
問題2
#include <stdio.h>
int main()
{
int kosu; //年齢
int tanka;//単価
kosu = 3;
tanka = 100;
printf("バナナを%d個かった代金は%d円です\n", kosu, kosu*tanka);
return 0;
}
実行結果
バナナを3個かった代金は300円です
問題3
#include <stdio.h>
int main()
{
double r; //半径
double L; //円周長
r = 3.0;
L = 2 * r * 3.14;
printf("半径 %fCmの円の周長は %fCmです\n", r, L);
printf("半径 %5.2fCmの円の周長は %5.2fCmです\n", r, L);
return 0;
}
実行結果
半径 3.000000Cmの円の周長は 18.840000Cmです
半径 3.00Cmの円の周長は 18.84Cmです
問題4
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("15 mod 4 は %d です\n", 15 % 4);
return 0;
}
実行結果
15 mod 4 は 3 です
問題5
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("3の2倍は %d です\n", 3<<1);
return 0;
}
実行結果
3の2倍は 6 です
問題6
#include <stdio.h>
int main()
{
int type;
printf("3 は %d(偶数なら0,奇数なら1)\n", (3 % 2) > 0 ? 1: 0 );
printf("4 は %d(偶数なら0,奇数なら1)\n", (4 % 2) > 0 ? 1: 0 );
return 0;
}
実行結果
3 は 1(偶数なら0,奇数なら1)
4 は 0(偶数なら0,奇数なら1)
> ? に迷ったら、ここの 条件演算子を確認してください。
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